遠野を後にして新花巻から盛岡へ。
盛岡から秋田新幹線【こまち】に乗り秋田県の角館へ。
【こまち】はドアに稲が描かれていて温かみが溢れ
秋田気分が一層高まります。

町が白くけぶるほどの土砂降りでした。

みちのくの小京都と呼ばれる角館は
1620年にこの地を統括していた芦名義勝氏によって造られた
秋田藩の中では最も大きな城下町。
「火除け」と呼ばれる町の中心を境に
武家の「内町」、町人の住む「外町」に町割りした街並みは
400年経った今もほとんど変わらない
歴史の息づく街です。

角館駅から徒歩10数分で武家屋敷の通りに行けます♪
重厚な黒塀が続く広い通り沿いに
6軒の武家屋敷があり数件公開されています。
モミの大木などが深い木立を作り
品格の中にも力強さを感じます。
家の発展を願い、天高く伸びる大木を好んで
庭に植えているそうです。
 

紅葉は葉を落としきる最後を迎える前に
燃えるような色どりを見せてくれています。
紅葉に間に合ってよかった!

先ず向かったのは青柳家。
青柳家は芦名氏の家臣団の有力な武将。
角館武家屋敷の象徴であり、
3千坪の敷地に6つの資料館があり
歴史や当時の武士の暮らしぶりが伺えます。

武器庫の蔵には甲冑や日本刀が数多く並び私には垂涎の品々(笑)
ガラスの箱に入った真剣を箱から出ている束の部分を持って
実際の重さも体験できます♪グッドアイデア!

スイーツをいただける茶屋もあります。
いにしえの人達もこうして庭を愛でたであろうと
思いを馳せながらいただく抹茶が美味しい。

石黒家、岩橋家、河原田家など
屋敷の中や庭を巡りました。
質素ながらも凛とした品格のある屋敷内では
自然に背筋が伸び、居住まいを正したくなります。

落ち葉が茅葺の屋根を彩り
黒い矢板に赤、黄色が映えて息を飲む美しさ。
いにしえからずっと木々は同じ営みを繰り返しています。

ランチは古泉洞という武家屋敷通りのお店へ。
寺子屋を移築したという古民家でいただく
名物の稲庭うどんは美味しくて体もぽかぽか。
昔ながらの帳場でお会計。
江戸時代の人になった気分♪

外町にもある武家屋敷の西宮家は
敷地内に5棟の蔵と母屋があり
レストランやカフェになっていて
食事やショッピングが楽しめます。
特産のお菓子や桜の木や皮の工芸品に目移り。
古きよきものと新しいものの融合の世界。

宿泊は「武家屋敷ホテル」
民芸調の家具に癒されます。

部屋には床暖房が備わっており、
レストランにも床暖房!
スタッフの皆さんのご対応にも癒され、
きりたんぽ鍋もいただき体も心も足元もぽかぽかです。
お米も名物料理もおいしくて
五感も喜ぶ秋田の旅でした。

文明が進化し左脳が進化し、IT化が進めば進むほど
集合無意識は2極の反対側の右脳(感覚)も
ハートも進化させてバランスを取ることを促します。

進化、未来への成長のために
心のよりどころがより重みを増し、
過去、いにしえの知恵はよりその意味を明らかにしてくれる。
故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る。
温故知新とは過去の事柄を
今また調べ直したり考え直したりして
新たに新しい道理や知識を探り当てること。

そのような機会をいただける
温ねる場所があることは本当にありがたいと感じます。
人々が暮らしを営んだ空間、
いにしえの人々の命を育んだ場の力は大きいですね。
文化財の保護、維持にご尽力してくださっている
地域の皆様に心から感謝いたします。

みちのくのいにしえを訪ねる旅、
遠野、角館の旅で私のハートは
たくさんのことを感じ受け取っていたことでしょう。
これからの日常でそれらがふと意識に上がり
いにしえの人たちの知恵や思いが
気づきに還元されていくことが楽しみです。