新年明けましておめでとうございます。
今年も心穏やかな毎日をお過ごしくださいますよう
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2020年の新しい年の始めに向かった先は
京都、右京区の太秦にある広隆寺。
数年ごとになぜか無性に会いたくなる弥勒菩薩。
今回は5年ぶりくらいの逢瀬です。

広隆寺は平安京遷都以前からある
京都最古の寺院。
聖徳太子が建立に関わったお寺でもあります。

拝仏殿は時間が止まったかのように
昔も今も変わらない静謐な空間。
国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟像の
アルカイックスマイルは慈愛そのもの。
私を別な時間、別な次元にいざないます。

弥勒菩薩は釈迦の入滅後56億7千万年後に現れて
人々を救済するといわれています。
それまでは兜率天で修業されているといわれ
この半跏思惟像は瞑想しているお姿。

人々をどのように救済したらよいかと
永遠ともいえる長い時間の流れの中で
淡々と修業し瞑想される弥勒菩薩の存在は
いつの世も万人の心を惹き付けて止まない。

2020年はいろんな変化が起きてくるといわれています。
どのような変化であっても
恐れを持たず、周りの恐れの感情に共鳴せず
目の前の自分がやるべきことに集中して
誠意を尽くし、最高最善を尽くし
淡々とそれを行う。

その時心はとても静かだ。
そこから平和が生まれ広がっていく。

弥勒菩薩に会うたびに
そのように日々を生きていこうと思う。